深く、艶やかに突き抜ける音色

『メタル尺八 』

 全く新しい楽器の誕生です

  

 

 

日本古来より伝わる尺八が本来持つ深く味わいのある音色を追求しつつも、その楽器としての性能を極限にまで向上し、尺八の新たな可能性を広げました。


美しいフォルムと割れない堅牢なボディ、そして多くの革新的な機能は、世界のあらゆる音楽シーンで最高のパフォーマンスを約束します。


AireedXメタル尺八は、新時代を切り開く次世代のエアリード楽器・フルートです。

 

 

 

Features

 

ハイパフォーマンス

尺八の深く渋みのある音を追求しました。3オクターブにわたる広いレンジ(音域)と圧倒的な安定性、瞬時に反応する即応性、そして 繊細な音から大胆な音まで音抜けの良さとダイナミクスレンジを実現しました。

優れた操作性

人間工学に基づいて設計された歌口は構えが自然となり歌うように演奏が可能となります。最近は、この歌口構造を真似た尺八が市場で出回ることで正しい吹き方ができる奏者が増えてきており業界のスタンダードとなりつつあります。
指孔のメリカットはメリ音を出す際に容易となります(1孔、3孔)。
また、自由な指孔位置調整機能(全ての指穴の上に位置するジョイント部分による音程調整機能)は指孔を自分の演奏し易い位置に変更可能です。特に長管では右利き、左利きどちらも対応可能です。
様々な独自構造により、演奏者が無理なく自然に演奏表現することをサポートします 。
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堅牢で扱いやすい

金属素材の堅牢なボディは、竹製尺八の欠点である割れ易い問題を解決し、さまざまな環境でも演奏を可能とします。
水洗いも可能で取り扱いが容易です。

美しい外観

流れるようなフォルムとアルマイト表面処理による美しい表情は、古典楽曲から現代音楽まで幅広いステージで演奏者を引き立てます。

持ち運びが簡単

多分割構造の本体は、コンパクトに収納することが可能で、持ち運びにとても便利です。 331D、332D、331Eは4分割、331Aは5分割構造です。
専用のセミハードケースが付属します 。

チューニング可能

ユニークな分割構造の採用により、頭部管と下部との接続部で少し隙間を開けることでピッチチューニングを可能としました。
また、接続部分は、コルクやOリングなどは用いず、金属部品同士が直接結合するのでゆるみがなく堅牢です。

多様なラインナップ

尺八で最も一般的な1尺8寸(331D)に加え、1尺6寸(331E)、2尺3寸(331A)を揃えており、多様な楽曲やアンサンブル曲、お好みの音色に対応します。また、1尺8寸はフラッグシップモデルの331Dに加え、指孔が331Dよりも若干小さく一般的な尺八の指孔に近いタイプ332Dも準備しています。

 

 

 

 

Lineup and Specs

 

341D

1尺8寸(D管)のフラッグシップモデルです。
妥協のない設計によりクラス最高の性能を追求しました。4分割構造です。
一般的な尺八よりも大きな指孔により操作性が向上し抜けの良い音色を実現しました。

※341Dは331Dの後継モデルで近日発売予定となります。

342D

331Dよりも指孔を小さくした1尺8寸(D管)モデルです。
一般的な尺八と指孔の大きさが近いモデルで指が細い方も自然にお使いいただけます。
331Dと比べて若干ダークな音色が楽しめます。4分割構造です。

※342Dは332Dの後継モデルです。近日発売予定です。

331A

2尺3寸(A管)モデルです。
5分割構造で、1孔から4孔までの指孔位置を円周方向に自由に設定できます。
左利き、右利きのどちらにも対応可能です。

331E

1尺6寸(E管)モデルです。
フラッグシップモデルの331Dの設計を受け継ぎ、妥協のない性能を追求しました。
安定した音色はソロでもアンサンブルでも威力を発揮します。4分割構造です。

標準色

カラーバリエーションは、シャンパンゴールドとシャンパンレッドの2色を標準色として準備しています。
各モデルに共通です(331D、332D、331A、331E)
※341Dおよび342Dは近日発売予定です。詳しい発売時期についてはこちらからお問い合わせください。




 

Sound Sample

 

ほかの演奏動画サンプルはこちら

 

Professional Review

 AireedXのオフィシャルパートナーによる製品レビュー動画です。
各分野を代表するトップ尺八アーティストならではの視点でその魅力を解説します。

ザック・ジンガー

Zac Zinger

作曲家、編曲家、マルチ楽器奏者

善養寺恵介

Keisuke Zenyoji

尺八演奏家

 

Story

 
科学的なアプローチと

妥協しないクラフトマンシップ
 

AireedXは、尺八を伝統工芸品や単なる民族楽器としてとらえるのではなく、プロ演奏家、アーティスト達が自由に自己表現できる楽器として定義してきました。伝統という言葉を誤解した盲目的な尺八作りの固定概念を取り払い、科学的なアプローチと妥協しない日本の高度なモノヅクリ力により新たな感性を取り入れる本来の伝統を突き詰めることで、理想の楽器『メタル尺八』を創り出すことができました。
そしてこれからも、さらなる進化を追い求め、尺八アーティストの魅力を引き出し、演奏する人たちに喜びをもたらすことができる楽器を目指します。
 

竹に代わる新素材による高性能尺八は、当社のCTOを努める三塚幸彦が20年以上も前から構想していたものです。品質が均一で最高性能を有し、割れない尺八を模索していました。
伝統的な竹の素材の尺八を30年以上にわたり製作し、試行錯誤を重ねながら、プロユースの尺八を作り続けてきた中でたどり着いた答えが「メタル尺八」でした。
 
三塚幸彦は、尺八を単なる民族楽器ではなく、様々な音楽シーンに使われる魅力ある楽器として定義しました。「言い伝わる技法を忠実に模倣していく」という誤った解釈ではなく、先人の培ったものに新たな息吹を加えながら技術と芸術性を高めていくという本来の「伝統」の解釈に基づいて、尺八作りを続けてきました。そして、あらゆる音楽に使われる楽器を目指し、音楽理論と人間工学に基づいた理想の尺八の構造設計を追い求めてきました。
尺八を中心とした遠TONE音のリーダーとして自ら演奏しステージでの尺八演奏の感触を尺八の開発にフィードバックすることで、三塚幸彦は自らが創り出す尺八を進化させてきました。プロフェッショナル演奏家であることが、プロフェッショナルな尺八職人となることを可能としました。
歴史が証明する通り、優れた楽器職人とは優れた演奏家でもある、ということを自ら実践してきました。
このようにして三塚幸彦がたどり着いた尺八が、自らの竹製尺八のブランド『泉州尺八』でした。泉州尺八は、プロユースの楽器として、古典のみならず多彩なフィールドの第一線で活躍する多くの尺八アーティスト達から求められるようになりました。そして、それらの幅広い国内外の尺八アーティスト達に支持されたことで、泉州尺八はさらに進化することが可能になりました。
AireedXのメタル尺八は、このようにして進化を続けてきた「泉州尺八」の次のステージとして、三塚幸彦がたどりつた答えでした。
メタル尺八を開発するにあたっては、科学的なアプローチを実践しました。
まず、三塚幸彦が尺八職人として躰で体得した理想の構造設計を数値化することから始めました。コンピュータと3D CADソフトウェアを用いて、三塚幸彦が躰にしみ込ませた理想の構造設計と尺八づくりのノウハウを1つづつ丁寧に設計数値に落としこんでいきました。
数値化した構造設計値を、3Dプリンタを用いて試作を繰り返して研究を重ねました。この段階を通じて発見した新たな気づきは、三塚幸彦自身を驚かせるとともに、尺八性能の更なる進化をもたらしました。
数値化とモデル化によって初めて可能となったディテールの微妙な調整を繰り返し、楽器性能を上げてゆく粘り強い研究を継続することで、理想の構造設計値にたどり着くことができました。
科学的なアプローチの中で得た理想の構造設計値を忠実に再現する方法を模索しました。さらに、竹製尺八の弱点である堅牢性を備え、あらゆるステージで観客を魅了する美しい外観を備える素材を探求しました。その結果、使用する素材はアルミニウムにたどり着きました。
アルミニウム素材と高度な日本の金属加工技術によにより、理想の構造設計を忠実に再現することが可能となりました。さらには、緩衝材などを用いず金属同士だけで勘合する方法も可能となりました。
これにより、高性能であり、安定性、均質性、堅牢性、携帯性、美しい外観などを有する次世代尺八を実現することが可能となりました。
日本の金属加工の高い技術力と厳しい品質管理によりメタル尺八は実現しました。
高性能でありながら安定した音色と美しい外観は、様々な環境ステージで最高のパフォーマンスを求められるプロ演奏家にとって必須条件です。
日本固有の伝統楽器である尺八が、妥協を許さず理想を追い求める三塚幸彦の探求心と、日本の高度なモノヅクリ力により、ここに新たなエアリード楽器『メタル尺八』として結実しました。

 

AireedXメタル尺八の誕生です。


 
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